つぶあん英語

つぶあん好きの筆者が英語の学習法などについて書いています。

英会話初心者は発音を気にしなくて大丈夫!自信を持って話して良い理由はコレ!

英会話初心者は発音のことを気にしすぎず、自信を持って話すべきです。

本記事では、その理由を解説します。

 

「発音が良くないと英語でコミュニケーションは取れないの?」

「これから英会話を始めるけど、最初から発音のことを意識しないとダメなの?」

「簡単な英語は話せるけど、発音に自信が無くて相手に笑われないか不安…」

 

こんな疑問や心配をお持ちなら、ぜひお読みください!

 

 

1 【結論】発音が悪くても十分伝わるから気にしすぎない方が良い

発音を鍛えるのは、英会話上級者になってからで十分です。

ここでいう上級者とは、考えていることが自然と英語で口から出てくる、というレベルの人です。

このレベルに至る前の段階では、発音を気にしすぎる必要は無いと思います。

なぜなら、発音が多少悪くても、十分相手に伝わるからです。

 

筆者も、英会話上級者と呼べるほどの英会話力は持っていません。

頑張って頭を回転させて、自分の考えを英語にします。

発音もネイティブのそれとはほど遠いです。

 

それでも、海外の方と英語を使ってコミュニケーションするのに不便は感じません。

相手がしっかりと聴き取ってくれるのです。

もちろん笑われたりなんかしません。

 

筆者も、かつては自分の発音の悪さを心配していました。

しかし、色んな英語に触れたり、海外の方と会話をしたりする中で、発音を過度に気にすることはなくなっていきました。

 

筆者の考える、英会話に熟達するまでは発音をそこまで気にしなくて良い理由を以下で詳しく述べていきます。

 

2 多少の訛りはあって当然

言語の発音には、地域性というものがあります。いわゆる訛りです。

狭い日本ですら、地域ごとに発音やイントネーションが違いますよね。

 

当然、英語の発音にも同じことが言えます。

たとえば、アメリカ英語ひとつを取っても、広いアメリカ国土の各地域に訛りがあります。

 

さらに、英語を公用語とする国は世界のあちこちに存在しています。

代表的なのはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどです。

海を隔てた遠いこれらの国で、発音が全く同じになるわけがありません

 

国による発音の違いを感じる身近な機会が、TOEICのリスニングでしょう。

TOEICのリスニング音声は、先に述べた4ヵ国のナレーターによって吹き込まれています。

「オーストラリア英語の聴き取りが難しい!」など、TOEICのリスニングを通じて各国の発音の違いを体感したことがあるのではないでしょうか。

 

TOEICのリスニング音声に採用されているくらいですから、オーストラリア英語はスタンダードな英語の一つとみなされています。

しかしそのオーストラリア英語すら、日本人が学ぶアメリカ英語からみると「訛っている」のです。

 

それでも、アメリカ人とオーストラリア人は当然英語でコミュニケーションを取れます。

むしろこのグローバルな時代においては、それぞれの人が異なる話し方や訛りを持っているのが当たり前になっています。

 

だから、英語ネイティブですらない私たち日本人が、発音をネックに英語を話すことをためらう必要などありません

自分の英語を堂々と話しましょう。

 

「いやいや、そうは言っても発音が悪い英語を話すのは恥ずかしいよ」

アメリカのネイティブみたいにカッコよく英語を話したいんだよ」

こんな風にお考えかもしれません。実際、筆者もそうです。

 

しかし結局のところ、発音を磨く最高の方法は自分で話してみることです。

つまり、ネイティブのようなカッコいい英語を話すためには、訛った英語を話して鍛える期間が必要なのです。

 

まずは「伝わればOK!」というマインドで発音など気にせずに英語を使いましょう。

そもそも英語はコミュニケーションのツールにすぎませんから、それで十分です。

そして、使っているうちに英語が口から出てくるスピードは上がりますし、発音も良くなります。

つまり、発音の悪さを恐れずに話して初めて、こなれたカッコいい英語を話せるようになるのです。

 

3 そもそも英語に正しい発音など存在しない

実は私は、以下のような考えから、私たち日本人が学ぶ英語には正しい発音など存在しないと思っています。

それは、英語には〈母語としての英語〉と〈世界共通語としての英語〉の二つがあるという考え方です。

 

後者の〈世界共通語としての英語〉にはスタンダード自体が無いので、正しい発音など存在しないのです。

そして、英語を話そうとする日本人は、少なくとも最初は〈世界共通語としての英語〉の話者を目指します。

もっと言えば、〈世界共通語としての英語〉を身に付ければ十分な日本人が大多数です。

だから、私たちが学ぶ英語には正しい発音などそもそも存在しないのです。

 

英語には〈母語としての英語〉と〈世界共通語としての英語〉の二つがある、という考え方については、また記事を改めて書きたいと思います。

この考えに至ってから、筆者の中で英語を使うハードルがグッと下がり、自分の英語に自信がつきました。

 

4 まとめ

本記事では、英会話初心者が発音を気にしすぎなくて良い理由を解説しました。

世界のあちこちで話されている英語には、多少の訛りがあって当然ですし、〈世界共通語としての英語〉にはそもそも正しい発音など存在しないと考えることだってできるのです。

 

まずは発音を気にせずに、堂々と自分の英語を話しましょう!