つぶあん英語

つぶあん好きの筆者が英語の学習法などについて書いています。

独学で英会話を習得した筆者がご紹介!英会話レッスンのメリット・デメリットと、独学で話せるようになるための方法

本記事では、英会話レッスンのメリット・デメリットと、英会話レッスンを受けずに独学で英語を話せるようになるための勉強法をご紹介します。

独学でそれなりの英会話力を手に入れた筆者だからこそ分かる視点も盛り込みます!

 

「英語を話せるようになりたいけど、やっぱり英会話教室やオンライン英会話でレッスンを受けるしかないのかな?」

「英会話を始めるか迷っているから、英会話のメリットとデメリットを知りたい!」

「英会話をマスターしたいけど、できれば英会話教室などには通いたくない…」

 

こんなことをお考えなら、ぜひご一読ください。

 

 

1【結論】短期間で英語を話せるようになるためには英会話レッスンがオススメ。でも独学でも話せるようになることは可能。

短期間で英会話を習得したいのなら、英会話レッスンを受講することをオススメします。

ここでいう英会話レッスンとは、対面型英会話教室やオンライン英会話を指します。

 

やはり、英会話の講師に色々と教えてもらいながら会話の実践を積むことに勝る英会話学習はありません。

英会話習得の効率を最重要視するならば、英会話レッスンを受講すべきです。

 

とはいえ、英会話レッスンを受けなくても、英語でコミュニケーションを取れるようになることは十分可能です。

独学で話せるようになるための方法は、記事後半の3 独学で話せるようになる方法は?で解説します。

 

2 英会話レッスンのメリット・デメリット

短期間で英会話を習得したいのであれば、英会話レッスンを受講することをオススメしましたが、英会話レッスンにももちろんデメリットはあります。

ここでは、英会話レッスンのメリットとデメリットをまとめます。

 

2.1 英会話レッスンのメリット

〈英会話レッスンのメリット〉

  • 英語に精通した精通した講師から英会話を教えてもらえる
  • 実際に人と会話する中で英会話を練習できる
  • 学習のペースメーカーになる

 

一つずつ詳しく見ていきます。

 

  • 英語に精通した講師から英会話を教えてもらえる

英会話レッスンでは、ネイティブスピーカー(か、それに近いレベルで英語を話せる人)が講師となって指導を行ってくれます。

何を学ぶにも、導いてくれる先生がいることは偉大です。

 

独りで学んでいると、自分の課題がどこにあるかを試行錯誤する時間がどうしても長くなります。

英会話ができないときには、

・単語力が足りない
・文法知識が足りない
・話すときに文法的な正しさを気にしすぎている
・相手の言っていることの聴き取りが不正確

など、様々な課題が考えられます。

 

大抵の場合、何かができないときは、自分の課題がどこにあるのかも分かっていないもの。

結果として独学では、これらの課題を一つ一つ潰していく地道な作業が生じかねません。

 

一方で先生がいれば、その課題を先生が見つけて克服へ導いてくれます。

したがって、英会話レッスンでは効率的に成長できるのです。

 

  • 実際に人と会話する中で英会話を練習できる

当然ですが、英会話レッスンでは講師と英語で会話する形で学習します。

これはかなりの強みです。

 

なぜ、英語を話せるようになりたいのですか?

 

海外の人と話したいから、ですよね。

 

結局、英語を話す目的はそこに集約されると思います。

つまり、ゴールは「人と話す」なのです。

このゴールに向かう以上、「人と話す」より優れた練習法はありません。

 

独学では、なかなか「人と話す」機会は持てません。

たしかに、最近はAIと英会話できるアプリなどもあります。

しかし、対話のリズムや感情表現、表情、身ぶり手ぶりなど、まだまだ人との会話との差はあります。

 

生の人間と会話する中でトレーニングを積めるのは、英会話レッスンの大きなメリットと言えます。

 

  • 学習のペースメーカーになる

英語学習で大事になるのは継続です。

英会話レッスンはあらかじめ時刻が決まっており、多少のことではキャンセルしないのが普通でしょう。

 

このことは、時間的制約が大きいという意味ではデメリットですが(後述)、半強制的に英会話学習の時間が確保されるという意味ではメリットとも言えます。

つまり、独りではなかなか学習が継続できない方にとっても、英会話レッスンが学習を積み重ねるペースメーカーになってくれるのです。

 

忙しい合間を縫って独りで英会話学習を続けるのは難しいこと。

英会話レッスンは外部からの強制力として学習継続に役立つでしょう。

 

2.2 英会話レッスンのデメリット

〈英会話レッスンのデメリット〉

  • 費用がかかる
  • 受講のために時間を作る必要がある
  • 心理的なハードルが高い

 

デメリットについても詳しく見ていきます。

 

  • 費用がかかる

英会話レッスンには、どうしても少なくない費用が必要となります。

例えば、英会話教室大手のベルリッツ(世界品質の「英会話」を始めよう!初心者でもベルリッツ (berlitz.com))では、マンツーマンの英会話教室の費用は、40レッスン・受講期間3ヵ月のコースで28,334円~/月です(2023年12月時点)。

オンライン英会話では、対面型の英会話教室に比べて圧倒的に費用が抑えられます。

とはいえ、オンライン英会話大手のDMM英会話(オンライン英会話ならDMM英会話 - DMM英会話)でも、スタンダードプランの毎日1レッスンコースで7,900円~/月です(2023年12月時点)。

 

英語を話せるようになることによる公私にわたるメリットを考えると、正直、対面型の英会話教室でさえ安いもんだとは思います。

月1万円以下で毎日のようにレッスンを受けられるオンライン英会話に至ってはコスパすごすぎ。

とはいえ、毎月上記のような費用がかかるのは、無視できないデメリットと言えるでしょう。

 

  • 受講のための時間を作る必要がある

英会話レッスンを受けるためには、受講のためにスケジュールを調整する必要もあります。

対面型の英会話教室であれば、決まった時間にそこに出向かなければなりません。

比較的手軽なオンライン英会話であっても、事前に予約して、その時間に合わせてスケジュールを組まなければなりません。

 

仕事や学業、家事などで忙しい中で、決まった時間帯に時間を作るというのは大変ですよね。

反対に、時間的余裕があるときにまとめてレッスンを受ける、ということもできません

 

一方、独学であれば、自分の都合に合わせて勉強を積むことができます。

 

英会話レッスンには心理的ハードルが高いというデメリットもあります。

英語を話したり聴いたりするのに自信が無い状態で、いきなりネイティブスピーカーと会話することに怖さを感じませんか?

 

「相手の言っていることが分からなかったらどうしよう…」

「全く話せなくて会話が止まってしまったらどうしよう…」

「講師に呆れられてしまうのでは…」

 

こんな不安を抱くのはごく自然なことだと思います。

 

実際は、講師は英会話が未熟な生徒に教えることに慣れているので、全く心配する必要はありません。

が、そうは言っても英会話初心者がいきなり英会話レッスンを受ける恐怖が簡単に無くなるわけではないでしょう。

 

「まあ自分の言いたいことはなんとか伝えられるだろう」と思えるレベルまで、独学で英語を話す力を伸ばすのも一つの手だと思います。

その状態であれば、それほど怖さを感じずに英会話レッスンを始められるはずです。

 

3 独学で話せるようになる方法は?

筆者も、英会話についてはほぼ独学ですが、イギリス旅行で自由に意思疎通できる程度には話せるようになりました。

現在は、「ペラペラ」と言えるレベルを目指してさらに独学を続けています。

 

そんな筆者の英会話独学法は、「英会話フレーズテキストによるインプット」×「独り言によるアウトプット」です。

 

ここでは簡単にご紹介します。

ご興味あれば詳しい内容はこちらの記事でご覧ください。

 

tsubuan-ha.hatenablog.com

 

まずは定番の英会話フレーズテキスト学習について。

書店に売っている英会話フレーズテキストを音読して、汎用性の高い表現や、知らないと使えない定型表現を覚えます。

 

無数にあるフレーズテキストから一つ選ぶのは難しいかもしれませんが、自分のレベルや英会話の目的(ビジネス、旅行、日常生活など)にあったものであればどれでも良いと思います。

書店の英会話フレーズテキストを何冊か手に取ってみて、デザインやテイストなどが気に入ったものを購入しましょう。

 

これをコツコツ覚えていくことで、自分の表現の幅を広げていきます。

 

さて、インプットは非常に大事ですが、アウトプットも行わないと話せるようにはなりません。

しかし、英会話の独学ではアウトプットするための話し相手がいません。

 

そこで有効なのが「英語で独り言」。

日常の中で思ったことや、実際に日本語で言ったことを英語でこっそりとつぶやきます。

ぶつぶつ英語の独り言を言うとヤバい人になってしまうので、本当にこっそりと。

 

この練習により、「言い換え力」をつけます。

ここでの「言い換え力」とは、「英語で何と言うか分からないことも、なんとか知っている英語に言い換える力」のことです。

筆者は、英語を話すために最も重要なのはこの「言い換え力」だと考えています。

独り言学習は、この力を独りで付けるのにもってこいです。

 

さて、ここまで独学で英語を話せるようになる方法をご紹介してきましたが、やはり上達のスピードは英会話レッスンに遠く及ばないと思います。

筆者がこれまで独学で英会話の勉強を続けてきたのは、急いで話せるようになる必要が無いから、そして、もはや英語学習が趣味になっているから、です。

 

のんびりでもいいから、自分のペースで、お金をかけずに英語を話せるようになりたいとお考えなら、こちらで紹介した独学法を試してみてください。



4 まとめ

本記事では、英会話レッスンのメリットとデメリットをご紹介しました。

 

メリット

  • 英語に精通した精通した講師から英会話を教えてもらえる
  • 実際に人と会話する中で英会話を練習できる
  • 学習のペースメーカーになる

 

デメリット

  • 費用がかかる
  • 受講のために時間を作る必要がある
  • 心理的なハードルが高い

 

また、独学で話せるようになる勉強法もご紹介しました。

ただし、やはり上達のスピードは英会話レッスンの方が上。

ご自分の事情に合わせて、英会話レッスンと独学を選ぶのがいいかと思います!